ここでは主にラージャスターン地方のラージプートの建築について紹介します。
グワーリヤル
15世紀末〜16世紀初頭のラージプート・トマーラ族の王マン・スィンフによって築かれた宮殿の写真をご覧になれます。
クンバールガル
ラージャスターン南部のメーワール地方のラージプートの拠点の一つで、山上にそびえる城塞の写真をご覧になれます。
ジャイプル
現在ラージャスターン州の州都となっているジャイプルの町には、町の中心を占めるシティ・パレスのほか、周辺にはアンベール城、ナハル・ガーオン城などの宮殿・城塞建築が残っています。
シティ・パレス
アンベール城
アルワル
1771年にラーオ・プラタープ・スィンフジーによって築かれたアルワルには、シティ・パレスが残っています。また、マハーラージャー・バクタワール・スィンフの廟も必見です。
ジャイサルメール
ウダイプル宮殿内部
タール砂漠の中に孤島のごとく存在するジャイサルメールは12世紀以来の古都で、砂漠を横断する交易活動の拠点として栄えてきました。現在も高大な城壁に囲まれた城塞都市が残っています。
ウダイプル
ラージャスターン南部のメーワール地方の都ウダイプルには、山稜に囲まれた湖のほとりに壮大な宮殿が残されています。
ジョードプル
ラージャスターン西部のマールワール地方の都ジョードプルには、街を見下ろす岩山の頂上にマハーラージャーの宮殿、メヘラーンガル城がそびえています。
ブーンディー
中世の趣を残すブーンディーには、街の北の山腹に宮殿が残されています。壁面に細密画を描いた部屋は必見です。
ラクシュミー・ヴィラース
ガエクワード藩王国の都ヴァドーダラーにあるマハーラージャーの宮殿で、イギリス人のマント少佐とロバート・フェロウズ・チザムによって設計された、インド様式とヨーロッパ様式が混交した建築が特徴です。
コーター
コーター藩王国の都コーターには、1625年以降に逐次築かれてきた宮殿が残されています。細密画によって飾られた部屋々々がマハーラージャーの栄華を物語っています。
チットールガル
山塊の上に立つチットールガル城はラージプートとムスリムの激戦地として歴史にその名を留めてきたところです。宮殿や寺院、勝利の塔と呼ばれるモニュメントなどが残されています。
ブーンディー宮殿内部
アダーラジ
1498年に建造されたアダーラジの階段井戸は、ラージャスターン南部からグジャラートに残る階段井戸の代表例です。